ママ友の「びっくりした」ことはあなたにとってどんなこと?

新学期が始まりそろそろ一か月くらい
立とうとしていますが、PTAの役員決
めや授業参観などで、初めましての方
とお話をする機会があった方も多いの
ではないのでしょうか?

鈴木
今の時期、
多くなってくるご相談は
「ママ友」についてなんです。

園や学校の新学期だからということも
ありますが、お天気のいい季節になって
きたこともあり、公園や支援センターな
ど遊びに行って親しくなったママ友がい
る、新しい育児サークルに参加してみた
なんてママも結構いるんです。

もくじ

「なんかすごい○○して」という言い方で表す気持ち

ママ友に限ったことではないのですが
最近は誰かの行動に対して「びっくりした」
という言葉で表現する人が多くなってきた
と思いませんか?

ママ
入学式でこんな親子がいて
びっくりしました!

 

ママ
公園でこんな親子がいて
びっくりでした。

この「びっくり」には少なからずこんな
ニュアンスが含まれています。

  • 私には考えられない
  • 私にはあり得ない

 

相手を傷つけず、自分が悪者にもならな
いので、とても便利な表現でもあり使う
人が増えているのだと思います。

そして同時に、自分の正しさを証明する
だけでなく、相手を非難する気持ちや、
自分や周りに対して配慮のなさ、そして
時には本人すら気がついていない、嫉妬
や羨望の気持ちも入り混じっている言葉
でもあります。

他にも、自分と同じ考えではない人を受
け入れられない、自分が理解できない行
動をする人を許せないと思うと同時に、
私のほうが普通だし正しいよね?という
ことを察して欲しいときにも使われる
言葉なのではないのでしょうか。

 

鈴木
ただそれは、
同時にあなたの
イメージの少なさを
広めているということ
にもつながっていることに
気がついていますか?

ママ友と共感できる数って仲の良さと比例している?

ママ友について書かれているブログや
コラムを読むと圧倒的に多いのが
そのママ友の非常識さをさらしている
ものです。

そして大体の人は
「あくまでも子供を介したお付き合い
そんなに深入りしないのがベター」
というようなことが書かれていたり
しますよね。

大体、読んでみて共通するのは世間的に
考えられないことを平気でしているママ
友の行動や、自分や子供がどれだけ迷惑
をかけられたかを切々と訴えるという内
容が多いと思います。

 

その中でも結構あるのが

  • 察してくれない
  • 配慮してくれない
  • 気遣ってくれない

という不平不満を抱えてモヤモヤ
してしている気持ちを書いている
ものです。

自分にとって都合の悪い人、自分の
思い通りの言動や行動をしない人や
自分がしていることと同じような
ことをしない人に対しても、とても
辛辣な意見を書いているものも多い
と感じます。

こういう人は、自分にとって都合のいい
ママとその子供には、とても共感を感じ
ているではないのでしょうか?

でも、ママ友との関係に限らずに
あなた以外の人間があなたと違う価値
観を持っているのは当たり前のことで
すよね。

それに対して「間違ってる」「非常識」
などと、いちいち騒ぎ立てて周りのママ
やネットで同意を求めるのもおかしな話
ですよね。

あなたの世界では「正義」なことも他の
ママには「大したことがない」と思うよ
うなことっていっぱいあります。
もちろん、その逆もいっぱいあるでしょ
う。

共感できることが多いからその人は
いい人と思い込んでしまっているのは
すこし危ないような気がします。
その人が少しでもあなたと違うような
ことを思ったりすれば途端にあなたは
「裏切られた」と思ってしまうのでは
ないのでしょうか?

あなたのイメージ力でどんなママ友でも仲良くできる

あなたがママ友とトラブルの少ない
関係性を作り上げていきたいと思って
いるのなら大切なのは見えない部分を
勝手に想像しないことです。

ママ
親を見れば
子供がわかるって
いうじゃないですか。
ママ
旦那さんの職業が
○○だからさー
ママ

子供のこと怒って
ばっかりだから
子供も意地悪
なんだよね

こんな風に想像や思い込みで

ママ友や子供を判断したり噂して
しまうことは少なからず
誰にでもあるでしょう。

でも、それはあくまでも一般的な
印象だったり、あなたの想像の
ものでしかありません。

本当のところを見ていなければ
わかりません。
もし、そんな言動や行動を見ていても
その背景に何があるのかまでは
本人でしかわからないことです。

その見えない部分をマイナスではなく
プラスにイメージするだけでママ友と
の関係性や距離感はずいぶんと変わっ
てくるでしょう。

そしてそのイメージを
「ママ友はママ友、私は私」と
きちんと切り離すイメージができるだけ
で、ママ友とのトラブルもきっと
回避できるはずです。

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