友達100人なんて出来なくてもいいと言えますか?

学校生活の中で重要な位置を占めて
いるのが「お友達関係」ですよね。

クラス替えで仲の良いお友達が
一緒になるかならないか
相性の合わない子が同じクラスがどうかで
一年の過ごし方が決まるといっても
過言ではありませんよね。

鈴木
保護者面談で先生に
クラス替えの意見を
伝えるたなんて話しも
お聞きすることがあります。

学校というとても狭い世界で
一日の多くの時間を過ごす
子供にとっては「お友達」は
ある意味、絶対の存在だったり
することがあります。

もくじ

どうしたらお友達と仲良くできるの?

子供たちが仲良くなるのはとても単純で
本当に些細なきっかけです。

たまたまそばにいたという出会いから
始まり、好きな遊びを一緒にすること
で仲良くなっていきます。

仲良くなるためのキーは
「自分と同じ」ことです。

同じものを持っている、同じテレビ番組
や漫画を見ている。同じ服を着ている。
そんなことで「仲間意識」が出てきて
仲良くなっていきます。

 

仲たがいしたり、からかわれたりする
きっかけも、単純で些細なことです。

こちらのキーは「自分と違う」です。

自分と違う意見を持つ、違うものが好き
違う経験をしている、違うことを知って
いる。違いというより「ズレ」に近い
物かもしれません。

私の父は転勤族だったため
学生時代は2~3年ごとに各地に
転勤しました。

覚えているのは3年生になって
新しい学校に転入したときです。
ある理由で、クラスメイトから
からかわれたり、仲間に入れてもらえ
なかったりしたことがあります。

その理由は
「発音が違う」という
ただそれだけのことでした。

 

鈴木
私は「なんで?」と
思っていましたが
クラスメイトは私のことを
「違う人間」として
認識したのです。

子供自身が感じる
「自分と同じ」は「安心」に近い
感覚があります。
「自分と違う」は「不安」を生み出し
わからないから怖いという感情を
無意識に生み出してしまいます。

その自分では自覚のない怖さから
他者を排除して安心しようとします。

個性は大事というけれど、「みんなと一緒」がいいのが本音

お友達との関わり合い方は
親の価値観がそのままダイレクトに
子供に影響が表れる場所でもあります。

子供の学校生活の悩みでサロンを
訪れるお母さまも多いです。

鈴木
私も母として
子供のお友達の悩みは
リアルタイムで体験している
ことでもあります。

ママ友さんとの話の中でも、今の時代
「個性を大切に」という風潮ですが、
実際は「みんなと同じ」ように過ごす
ことを子供に伝える方が多いと感じて
います。

スポーツでも学習でも、人よりずば抜
けているところがあって、誰もが一目
置くような成績を治めている子ならと
もかく、勉強もスポーツも平均でいい
から、とにかく「お友達と仲良く」過
ごしなさい。
そんな風に声掛けをしているとお話し
くださいます。

「目立つといじめられるのではないか?」
そんな心配が心の底にあるのでしょう。

逆に家では内弁慶の子供のママからは
「家みたいな態度でいればすぐ人気者に
なるはずなのに」と口にするママもいます。

どちらの問題も「お友達の有無」が焦点に
なっています。

名前
お友達が多い=楽しい学校生活
そしてそれが子供の幸せ
そんな価値をママの中に
あるのでしょう。

子供が選択した生き方をあなたはどう思いますか?

アメブロの方でも詳しく書きましたが
娘と息子の小学校時代に、お友達関係
では、やはりいろいろありました。

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アメブロはこちら

大きなトラブルや、いじめた、いじめら
れたといったものはなかったものの、
子供なりに成長するにつれ、どうやって
お友達とかかわっていけばいいのか
悩んだみたいです。

特に相談されたことはありません。
子供だって10歳くらいになれば、恥ずか
しかったり格好悪くて、親に悩んでいる
ことなどを知られることは嫌がります。
親を心配させたくない、失望されたくな
いという思いもあります。

 

特に女の子は一人で悩み
そして一人で大きくなっていきます。
そして親の説教よりお友達の意見や
彼氏の意見、好きな芸能人の言葉、
歌の歌詞やアニメなどから影響される
ことも多くなって来ます。

 

逆に男の子は、良くも悪くも「周り」
が育てます。
おバカ映像などの投稿が圧倒的に
若い男の子が多いように、一人では
ただの思い付きも、話を聞いてくれる
仲間がいることで、アイデアマンが
膨らませてくれ、勇者が実行するので
仲間意識と無敵感が発生します。
いいことも悪いことも可能にして
いきます。

その子一人一人の持って生まれた
魂の質は変わりません。
色々な人とと関わり合い、いろんなこ
とを知り、体験し成長していくことで
世界が広がっていき、子供自身の価値
観もどんどん変化していきます。

大きくなればなるほど、あなたが子供
に選んでほしいことと、子供が選んだ
ことが違ってくることも多くなってき
ます。

その時にあなたが、その選択を受け入れ
られるかどうかや、その選択について
親子でどれだけ本音で話せるかはとても
大きな意味があります。

そこであなたと子供の
「同じ」と「違う」を知ることで
子供と一緒の目線で話すことで
子供の世界への理解が深まります。

名前
そのことは親子の関係を
とても
成熟したものへと
変化させていきます。

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