思考は「捨てる」じゃなくて「増やす」

2023年2月3日あなたの未来のために

今日は立春
明日は節分

2023年のスタートが始まります。

今年こそ！って思って
いる人こそ
大事にして欲しいのは
思考の使い方です。

スピリチュアルブームのおかげで
「感情」の扱い方や
「感情」の解放を大事にする
人が増えてきました。

でもその分「思考」の方が
置き去りになっていたり
「思考」の部分が変わらないせいで
行動に移せない人も多くいらっしゃい
ます。

いくら感情を解放しても
その先の思考や行動に繋がらなくては
いつまでたっても変わりません。

変わらないことで
「まだ私にはブロックがあるんだ」
と思い込み
「ブロック探し」
「ブロック外し」
からいつまで抜け出せない人も
多いでしょう。

どちらかを選ばなければという思考

私たちは問題を解決しようと
する時に
「ゼロ or 無限大」
「All or Nothing」
というように
両極端な選択しかないと
思い込んでしまっています。

これは、思考の切り替えや
思考を手放すということに対して

「なにかをいらないものを捨てる」

というイメージを持っているので
「持つ」か「捨てる」かという
究極の二択をになってしまいます。

思考の切り替えや思考を
手放すのには
「いらないものを捨てる」
という思考ではなく
「選択枠を増やすこと」
という思考が必要です。

選択枠が
「ゼロ or 無限大」
「All or Nothing」
「持つ or 捨てる」
といった究極の二択しかないと
思考はどうしても
「もう、こっちしか道はない」
「こっちは嫌だからあっち」
と煮詰まってしまいます。

この究極の二択。
もしどっちも嫌だったら？

選択枠の一つが
自分のやりたい方、自分の望む方なら
悩むこともないでしょう。

でも、悩むということは
「どちらも選びたくない」という
ことですよね。
それでも選ばなければならない時
あなたはどんな風に考えますか？

・しいて言えば
・あえて選ぶなら
・これしかないなら
・ましな方は

という理由で選ぶでしょう。

自分の損得で
選ぶ人もいるでしょうね。

基本的には自分が乗り気ではなく
仕方なく選んでいるので
行動に移ることはありません。

あなたの行動力のなさではなく
「やる気」の問題です。

やりたくなる思考とは

行動できる思考に切り替えるのは
とても簡単です。

スピリチュアル的なアドバイスで
「私に出来ることはなにか？」
と考えるといいと言われた経験
ありませんか？

他にも
「私に何が出来るのか？」
という思考の使い方を
アドバイスされた経験が
ある人もいるでしょう。

その思考ではいくら
お金や時間などの制限を考えずに
イメージしてくださいと
言われてもなかなか素直に
「できること」や
「やりたい事」を
思いつくことは難しいでしょう。

なぜなら願いの時間軸の焦点が
「今の自分」に当たっているからです。

そうなると無意識に
「今の自分の出来る」から
出来る事、やりたいことを
探し出してしまいます。

それは過去のあなたの成功体験や
誰かからの価値観を通して
思いつくものになってしまうため
実行に移したとしても
それをなぞったものになって
しまいます。

結果的に現れる結果も
「いつもと同じ」ものに
なってしまいます。

いくら頑張って行動しても
現実が何も変わらないため
多くの人がここで
「私にはまだブロックがある」
と思い込んでしまうのです。

ブロックじゃない

いくら頑張ってもかわらなければ
「ブロックがとれていない」と
考えてしまうもの仕方ありません。

とくに長年、セルフリーリングや
スピリチュアル的思考に慣れてきた
人や修行系スピの好きな人などは
上手くいかないのは
「まだ自分を知らないから」
と思い込んでしまうでしょう。

もちろん自分を知らないことも
ブロックが外せない原因の一つ
になることもあるかもしれません。

ただ、そうやってなんでもかんでも
やみくもに「ブロック」のせいにして
自分探求をすることも
「言い訳」の一つであることに
気がついてください。

自分の全てを知り、自分の全てを
理解し、そして受け入れるという
ことは死ぬまで続きます。
終わりのないものです。

いつでも終わりには出来ますが
その時には成長も止まるでしょう。
止まるということは変化もしないとい
うことです。