「私さえ我慢すれば」は夫がつけあがるだけ

夫婦のこと、家事や育児の分担、お金の
使い方、余暇の過ごし方お互いの義実家
との関係など、結婚すると二人で簡単な
ルールを決めた方がスムーズに暮らせる
事がとても多いです。

ルールとまではいかなくても自分はどう
思っているか伝えたい事は多いですよね。

ただ世の中、話を聞いてくれる夫ばかり
じゃないのも事実。

そんな時、あなたはこんな風に思って
しまっていませんか?

もくじ

あなたの問題?あなた以外の問題?

私さえ我慢すれば
家族みんなが仲良く
暮らせる。

私がわがままさえ
言わなければ・・。

あなたが我慢をしてる問題は本当にあた
ただけの問題ですか?

夫婦の問題なのに一人で解決しようと
していませんか?

もしかして、その問題はあなたのことで
はないけれど、あなたが我慢すれば解決
すると思っていませんか?

私のサロンにご相談される方にも
パートナーの問題を自分のせいのように
ご相談される方がいらっしゃいます。

クライアント

夫が不倫をしていて
・・・。
確かに私も子育てが
忙しくて夫と過ごす
時間がなかなか取れ
なくて・・。
頑張って時間をつくる
ようにしたんですけど
・・・。

クライアント

夫がモラハラ気味で
・・。
家庭のことなど一切
手伝ってくれないの
もうあきらめたんで
すが、夫から普段の
生活から夜の相手
まですべて自分中心
にしろっていうのが
辛くて・・・。

あなたが悪いわけでは
全然ありません。
まず、ご自身のせいだと
思わないでください。

あなたのせいとか、あなたの我慢が
足りないとは決して思わないでください。

どれも間違いです。

あなたが問題を解決する方法として
「我慢する」ということを選ぶのが
正しいと信じていただけなんです。

この「妻側が我慢するのが正しい」とい
う価値観は、もしかしてあなたが子供の
頃に両親や祖父母の関係性を感じて
無意識に学んだことかもしれません。

雑誌やWEBのコラムや女友達との会話
で「誰もがそうやっているものだ」と
思い込んでしまっている事なのかもし
れません。

あなたが我慢するということは問題を
解決する方法にはなっていないことを
まず知ってください。

もし、逆の立場であなたの知らないうち
にあなたの大切な人が「我慢すれば丸く
治まる」と思っていたらどんな気持ちに
なりますか?

あなたが我慢すればするほど、相手は
絶対気がつくことはないでしょう。

我慢の限界がきて、いきなり爆発して
夫に伝えたとしたところで

なんで、我慢したの?
その時どうして
言わないの?

と言われるでしょう。

夫側にしてみたら我慢してくれとは
頼んでもいないし、言わなきゃわからない
と思うでしょう。

あなたにしてみたら

だって、私が我慢しなきゃ
いつまでも終わらない
じゃない?

夫婦喧嘩だったり、義実家からの要求
など、波風を立てたくないからこそ
あなたは「自分さえ我慢すれば」と
思ったのでしょう。

でも、それであなたがつらくなるのは
問題を解決したとは言えないと思って
下さい。

あなたが「我慢」をしなければならない
問題は総じて「あなた」の問題では
ありません。

我慢はあなたがあなたを傷つける行為で
す。
あなたを傷つけるということは、あなた
を大切に思ってくれている人を傷つける
行為につながることを知ってください。

あなたが「こうしたい」「これは嫌」と
おもう声を無視しないでください。

当たり前ですが誰かに存在や意見を否定
されたり無視される行為はつらいですよ
ね。

あなたがそれをあなた自身にしないで
ください。

クライアントの中には自分のしたいこと
や嫌なことを受け入れる時

・言い訳なんじゃないか
・誰かのせいにしているのでないか
・無理を言っているのではないか
・バカみたいではないか

と心配される方がいます。

鈴木

そんなことは
決してありません。
安心して言って
下さい。

全て、望んでいいんだと思うことが
解決の糸口です。

あなたが望みを口に出すことと、それを
相手が受け行け入れるかどうかは、また
別の話です。

そして「自分の問題」なのか「自分以外の」
問題なのか知ることです。

あなたの問題なら、あなたがしたいように
すれば問題は解決します。

あなた以外の問題ならば、あなたがいく
頑張ってもどうにもなりません。

ここは間違えないでください。

思い込みがあなたを傷つける

何度も言いますが、あなた以外が原因の
問題なのにあなただけで解決することは
できません。

あなた以外の人が原因の問題だと

・気を使い神経をすり減らす。
・体力を使う
・無駄なお金を使う
・あなたの時間を使う

とあなたが一方的に消費をして終わって
しまうでしょう。

家事や育児を夫に任せることや
義実家の提案や申し出を断ることに
罪悪感を感じないでください。

鈴木

言うことを聞くこと
は妻や嫁の義務では
ありません!

「罪悪感」はどういう気持ちかというと
「悪いと思っているから許してほしい」
と言う気持ちです。

あなたの思うとおりにすることに誰かの
許可を取る必要はありません。

あなたが思うとおりにすることで夫や
義実家から何か言われることがあっても
決して「私がわがまま」とか
「私が我慢すれば」とは、もう思わない
でください。

あなたのせいでは決してありません。

それは今まで育ってきた環境の中で
無意識に正しいと思ってきている
「夫の言うことを聞くの当たり前」
「家事育児は妻の仕事」
「嫁は黙って言うことを聞く」
といった価値観を持っている夫や
義実家の問題です。
それをあなたに押し付けている夫や
義実家の問題です。

あなたが我慢しても問題は解決しません。

価値観を変えれば状況が変わる

あなやの価値観や思い込みに気がつく
ことで「今」を変えていくことが出来ます。

「今」を変えれば「未来」につながります。

夫婦の問題はあなた一人では解決できません。
一人で生きているのではありませんから。

でもサロンではこんな風に
仰る方もいらっしゃいます。

夫に言っても
「ハイハイ、俺が
悪いんだろ」て
逆切れして
終わります。

うちの夫は
ずーっと私のことを
無視してきます。
子供にもそういう
態度なのウンザリです。

鈴木

わかります。
ほんとに

「子供かよ?」って
怒鳴りたくなりますよね。

あなたが毎日自分の時間を削って
家族のために働いているか、夫に
訴えても、その姿をどんなに間近に見て
いたとしても夫は全く理解しないでしょ
う。

もしかしてスマホの画面にくぎづけで
あなたのことは全く目に入っていない
かもしれません。

夫側は「家事や育児は母親がやって当然」
と思っていて夫であり父親である自分は
何もしなくていいと思っているでしょう。

あなたに自分の母親を重ね「息子」気分
でいる夫もいるでしょう。

家事を一切してこなかった夫なら
「なぜ俺がしなければならないか」を
本気で理解していない可能性もあります。

その価値観の夫を変えていくのはハッキリ
いってとても大変です。

だからと言ってあなただけが
「家事は手抜きでも大丈夫」
「夫に協力してもらえる妻に変わる」と
言うような一方的な変化を求められる
ものおかしな話ですよね。

あなたがどんなに努力してもその努力に
夫が気がつかなければ意味がありません。

なので、あなたが「夫」のために
我慢しなくてもいいと思ってください。

夫婦仲をよくするノウハウや手のひらで
転がす方法は山ほどあります。

どんな方法もあなたの我慢の上になり
立っているものであれば、いくら上手く
言っているように感じられるものも
いずれ遠くない未来には崩壊します。

あなたがこの先の長い未来、自分が我慢
すればという価値観で生きていくことに
何も疑問を持たないという生き方を選択
したのなら、あなたの人生は我慢だらけ
で終わるでしょう。

あなたはそれでもいいですか?
終わりのない我慢をいつまで続けますか?

あなたは我慢するためにその人と一緒に
過ごすと決めたわけではないと思いませ
んか?

あなたは自分の人生を好きに生きていい
という許可はいりません。
あなた自身があなたに許可をしなくても
それは当たり前だということなんです。




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