モラハラ夫!実はあなたに依存中

こんにちは
未来選択ヒーリング
鈴木マリコです。

相手の意見を受け入れることは
一見いいことのように感じます。

でも、あなたが我慢して何でもかんでも
受け入れることは
時として相手に依存関係を生み出すことも
あります。

もくじ

相手の意見は自分の意見?

モラハラ夫は自分の意見を
ひどい言葉や態度、時には暴力を
つかって相手に受け入れさせます。

受け入れる方は納得していなくても
それしか解決方法がなければ
受け入れるしかありません。

鈴木

こんなこと言われた経験は
ありませんか?

モラハラ夫に
「生活費を2万で過ごせ」
とか
「俺は家事を一切しない」
とか

クライアント

あります。
今朝も「俺に報告がない」
って言われました。
子供の買い物を
しただけなんです。

クライアント

私は長年、モラハラ夫から
「俺の言うことだけ聞け」
と言われています。

「俺が一番正しいから」
と言われ続けたので
最近は自分がおかしいのか
と思い始めちゃって

鈴木

これらはどれもこれも
モラハラ夫側の自分勝手な
言い分ですよね。

モラハラ夫の言い分、要求には際限が
ないでしょう。

食事やお金のことから始まって
交際範囲や行動まで生きるすべてを
自分の思い通りにしようとします。

それはモラハラ夫にとっては
「自分のものだから自分の思い通りにし
て何が悪い」というとても自分勝手な価
値観で成り立っています。

その気持ちをぶつけられた方はたまった
もんじゃありません。

でも、意見に従わないときに大きな声で
怒鳴られたり、人格を否定する言葉を言
われたり、暴力を振るわれたりすること
が重なると、恐怖から受け入れるしか
道がなくなってしまいますよね。

モラハラ夫は自分の意見は受け入れられて
当然だと思っています。
そして困ったことにそれは自分自身のため
であるのに
「お前のためを思って」という
パワーワードを使って受け入れざるを得な
い状況を作ります。

際限なく自分の要求を受け入れて自分の思
うがままにできる人間がそばにいるという
ことはモラハラ夫にとっては天国のような
状態です。

あなたを思い通りに支配しようとしながら
同時に「なんでも受け入れてもらえる」
というあなたという存在に支配されている
状態です。

お互い様から1抜けしましょう。

妻側にとっても夫の意見を受け入れると
いうことが妻として正しい。愛情表現
だと思い込んでいる人もいます。

特に

自己肯定感の低い人
・自分に自信がない人
・自分の意見がない人
・自分を信じられない人

子供の頃両親から認められた
 経験のない人
・周りから褒められたことのない人

コンプレックスの人
・世間体を気にする人
・周りの意見に左右されやすい人


ほど、モラハラ夫と一緒にいることで
自分を肯定している人が多いです。

相手の意見に同調していることで
・嫌いな自分とむきあうことなくすむ
・相手から嫌われない
・いい子なら愛される

考えなくても済む(失敗しない)
という自分を守る無意識の選択を
しています。

鈴木

他にも子供のころから両親に
「いうことを聞き来なさい」
「ママはいい子が大好き」
と言われて育ってきた人は
要注意です。

子供の頃は両親から嫌われると生死に
かかわるので嫌われないために好きな
人の言うことは何でも無条件に受け入
れることが愛される秘訣だと思い込ん
でいます。

なので
「いうことを聞かなければ誰からも
愛されない私」
という自分に耐えきれなくて
モラハラ夫の言うことを受け入れて
しまう人もいます。

鈴木

この状態を
共依存という場合もあります。

それでも、ご相談に来られる
クライアントの中には

「暴力さえなければ」
「機嫌がいい時は優しい」
「子供にはいい父親」

「自分の勝手で子供から両親を
 奪えない」


と仰る方も少なからずいらっしゃいます。

考えてもみて下さい。

あなたは自分の愛する人に対して
あざができる程殴ることができますか?

相手が悲しそうな顔をしていることに
気が付いているのに何カ月も無視できま
すか?

愛している人に向かって
「うざい」「キモイ」
「消えろ」などという
暴言を吐くことができますか?

これは決して愛情の表現とは
言えないのではないでしょうか。


鈴木

でも私も同じように
言い返したり
殴り返したり
しています。
これはモラハラでは
ありませんよね?

この質問は実際に私がクライアントから
言われたことです。

相手の意思や自由を奪い自分の言う通り
にさせることは立派なモラハラです。

言い返したから、反撃したからといって
モラハラじゃないとは言えません。

行動や言動ももちろん大事ですが
相手を尊重しないという行為こそ
モラハラではないのでしょうか。

このケースはお互いを傷づける
負のループを生み出すしかありませんよ
ね。

傷つけることで相手からのマウントを
とり優位に立とうとする行為は愛情で
はなくただの承認欲求でしかありません。

相手が自分を受け入れることで
自分が認められていると感じられる
からこそ、絶対受け入れざるを得ない
ような状況に相手を追い込むこと
こそがモラハラ行為と言えるのでは
ないでしょうか。

その関係から早く抜け出すことが
あなた自身を守ることにつながります。

受け入れる必要などこれっぽちもありません

モラハラ夫のことを受け入れたり
許したりする必要は全くありません。

鈴木

自分を傷つけた人間を
かんたんに受けれらる
わけがないのです。

私もモラハラ夫と別れてから10年近く
許すことができませんでした。
許すも何も受け続けてきた恐怖が
離婚後も抜けずにフラッシュバックに
も何年も悩まされました。

10年を過ぎた頃、ようやく
「もう私には関係のない人」と
思えるようになりました。

それまではモラハラ夫を憎みました。
そして、モラハラ夫と結婚した自分の
無知さを恨みました。

癒されたくて、何とか苦しみから
抜け出したくてヒーリングを受けたり
カウンセリングを受けたのですが
モラハラ夫を許すことなどできません
でした。

スピリチュアル的な考え方の一つに

・相手を許すことで自分が救われる
・相手に感謝することで癒される

という思想があります。

でもモラハラを受けづつけてきた私は
いくらヒーリングを受けても
カウンセリングで辛い気持ちを打ち明
けて癒しても許す気にはなれませんで
した。

許せない原因を探すために
インナーチャイルドを満たしてあげた
り、前世のつながりを確認したことも
あります。

ヒーリングやカウンセリングの直後は
「もうこの苦しみを味わいたくないか
ら恨みの気持ちを手放そう」
と思えるのですが、少し経つと、
元の通り。
恐怖と恨みの感情が湧き上がりました。

そして、そんな自分だから私は幸せに
なれないと思い込み、許せない自分を
自分を責めたこともあります。

そんな私がどうやってモラハラ夫の
呪縛から解放されたかというと、
過去を思い出さないようにしたから
なんです。

離婚をしてから男性恐怖症で近い
距離に来られると恐怖で固まってし
まうことがありました。

カウンター越しなどは大丈夫ですが
遮るものが何もないと、普通の話を
していても「怖い」と感じてしまい
身体がすくむんです。

それと同時にモラハラ夫から受けた
ことを思い出し、また傷ついてし
まっていたんです。

鈴木

わざわざ思い出し
あの時はこんなにつら
かった。
こう言い返せばよかっ
たとか・・・。
逆に私も悪かったかも
なんて、どうしてうま
くいかなかったのか
なんて考えてしまった
りしました。

これって自分を傷つけるだけで何一つい
いことがないですよね。

それに気が付いてから未来で楽しく生き
ることだけを考えたんです。

未来の私をイメージすると
こんなことに気が付いたんです。

  • 許さなくていい
  • うけいれなくていい
  • もう私の人生にはこれっぽちも関係ない
  • 怖がらなくていい
  • そもそも私は傷つくことなど
    なにもない
  • 私は幸せ
  • 私の思い通りに生きている
  • いい妻など存在しない

イメージし続けた未来のなりたい自分は
モラハラを受けていた私ではありません。

だからモラハラを受けていた私が必要と
していた価値観や思想こだわりなどに
気が付つくことが出来たんです。

気が付くことこそが癒しと変化

自分の思い込みに気が付くことが
本来の癒しです。

自分では「正しい」と思っている
価値観や思考は新しいあなたになること
で必要なくなるのです。

誰かにうえつけられた古臭い価値観に
縛られて生きているので、苦しかったり
愛されなければならないという風に
思い込んでしまうのです。

誰からも愛されて必要とされ、幸せに
自由に暮らしている未来のあなたは
誰からも愛されない、誰からも必要と
されていないという恐怖からは無縁です。

だからこそ、その古い価値観に気が付く
のです。
気が付いた時点で思い込みは外れていま
す。

なので「外したいのに外せない」と悩む
必要もありません。

何に悩んでいたのかをわすれてしまう
程、あなたにはもう必要のないものに
なっています。

モラハラは魂の殺人です。
緩慢なる自殺と言ってもいいくらいで
す。
自由や人権、お金や生きる権利を取り
上げられている状態なのに
「今以上に俺を受け入れろ」
と訴えてくるモラハラ夫は受け入れる
必要などないんです。

「お前がいなきゃ俺は死ぬ」
「子供は渡さない」
「体一つで出ていけ」

というモラハラ夫の主張は
立派な脅迫だということを知ってください。

離婚を選んだあなたは悪くありません。
人として当たり前のことをしている
だです。
モラハラ夫との離別はあなたを大切に
することです。

あなたを大切だと思っている人を
喜ばせることにもつながることを
忘れないでください。

モラハラ夫の依存心は際限がありません。
きっちりと断ち切ることこそが
あなたが幸せを感じることができる
未来の選択の一つだということを
知ってくださいね。



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