条件付きの好きは嫌いの証拠

こんにちは
未来選択ヒーリングナビゲーターの
鈴木マリコです。

誰かを好きになった時、何もかも
素敵に見えてしまいちょっと感じた
違和感も気のせいにしがち。
でもその「違和感」ことがあなたの
人生において最も大事な感覚です。

もくじ

○○がなければいい人なんだけど

モラハラやDVのお悩みを抱えてサロン
に駆け込まれるクライアントの多くは
パートナーのことをこんな風にお話され
ます。

クライアント

怒らなければいい人なんです。

クライアント

普段は優しい人なんです。

鈴木

でも、怒ることが
耐えられないんですよね。

他にも、こんな風にお話されます。

  • 子供にとってはいい父親
  • いつも怒っているわけではない
  • 怒りのスイッチが入ると別人
  • 私が言うことを聞いていれば
    機嫌がいい

そして、モラハラ、DVに加え
不倫をしているパートナーに対しても

  • 今はお花畑状態だから
  • 不倫相手の影響
  • 前はこんな人じゃなかった
  • 今は私を敵だと思っているから

というようにおっしゃいます。

あえてはっきり言います。

鈴木

持って生まれた性質や
育ってきた環境は
そう簡単に変わりません。

モラハラ、DVや不倫のパートナーは
総じて自分のことしか考えていません。

あなたが「いい夫」「いい父親」と
感じている部分はうその姿ではありません。

ただ、それがパートナーの本質ではなく
一部の人間性だと思っていいでしょう。

考えてみて下さい。

本当に優しい人は、分け隔てなく
優しいでしょうし、いい父親は
配偶者にとってもいい配偶者であろうと
するでしょう。

自分の気に入らないことをする人間に
対して暴力や暴言を吐いたり、無視を
するような人は決して人間的にいって
「いい人」ではないと思いませんか。

特に一番大切な関係を築いていく家族
に対してひどい扱いができるというのは
思いやりにかけるとか、○○がなければ
いい人だというレベルの問題ではないのでは
ないでしょうか。

受け入れられないのはあなたの本音の場所

どんなに仲のいい二人でも、毎日一緒に
暮らしていれば多少のケンカはどうして
も避けられないでしょう。

ケンカのたびに無視されたり暴言や暴力
を振るわれたりする関係性はやはり精神
的にも肉体的にもダメージはとても大き
いでしょう。

特にDV、モラハラのような相手の人格
を否定するような行為や不倫といった
相手の気持ちを踏みにじるような行為を
相手からされているのなら、どんなに
優しい言葉をかけられたり、気使われた
りしても、相手に対して愛情や信頼度は
どんどん失われていくはずです。

そんな相手と人生の最後まで一緒に生き
ていくということは、あなたが気持ちが
安らぐこと時間が一瞬でもないというこ
とです。

パートナーを怒らせないように常に顔色
を伺ったり、LINEの既読がつくまで
パートナーが自分以外の誰と一緒なのか
と見えない部分を想像する毎日は、もは
や「あなたの毎日」とはとても言えませ
ん。

あなたの人生なのに誰かの基準で生きて
いるという人生は、あなた自身が生きて
いないということと一緒です。

あなた自身が自分の人生を生きていない
状態ではどんなにあなた自身が自分の
幸せを願っても決して幸運は訪れること
はないでしょう。

それだけではなく、あなたの時間を自分
ではなく自分以外の人に使うばかりなの
で生きているだけで疲れ果ててしまう
状態です。

我慢は愛情ではありません。

誰かを好きになった時、つい嫌われたく
ないから言うことを聞いてしまうという
経験は誰しも1度はあるでしょう。

相手を喜ばせたいという気持ちから
自分が譲るのではなく、相手を怒らせた
くないから我慢するという関係はとても
アンバランスです。

鈴木

あなたが我慢すること
が当たり前に
なっていませんか?

あなたが我慢することでその場の
嫌な雰囲気をすぐ終わらせてしまいたい
と思う気持ちはとてもよくわかります。

私もDV、モラハラ元夫に自分の考えを
言ったときに100倍にもなって返って
きたことがあり、その恐怖と絶望感から
何も言えなくなりました。

鈴木

言えないというより
言っても無駄という
気持ちと、またひどい
言葉を言われたらどう
しようという恐怖から
口をつぐみました。

どんな小さなことでも元夫のお伺いを
立ててからしました。
今、冷静になって考えるとバカみたいと
思えるのですが当時はDV、モラハラ
元夫のいうことを聞くのが最優先事項で
それがいい妻だと思い込んでいました。

そして「暴力さえなければ」いい夫だと
思っていました。
暴力をふるわせてしまうのは私の言葉や
態度が悪いせいだとも思っていました。

DV、モラハラ夫からも

元夫

俺を怒らせるな

と言われていました。

でも、どこで怒りのスイッチが入るか
分らないのもDV、モラハラの特徴です
よね。

ねちねち嫌味を言ったり、嫌な気分に
させる言葉を得意げに言い続けるタイプ
の人もいれば、暴力や怒鳴り声で相手を
威圧するタイプもいます。

どちらにも言えることですが本人は
DV、モラハラをおこなっている気は一
切ありません。

鈴木

「お前のためを思って」
とか
「お前のせいだ」
と相手に責任があると
本気で思っています。

DV、モラハラ夫はあなたが我慢して
いるなんてこれっぽっちも思っていませ
ん。

自分の意見が正しく、聞いて当たり前だ
と思っています。
自分の言うことを聞かないあなたが愚か
だと思っているでしょうし、自分の要求
を理解できないあなたはダメな人間だと
も思っています。

そして物事はすべて自分に有利に運ぶと
信じていてうまくいかないと人のせいに
するでしょう。

その部分がなければパートナーが
いい人だと思えるでしょうか?

モラハラ、DVは洗脳状態と一緒です。

モラハラ、DVを受けている人は傷つき
たくなくて感情を殺して生きてきている
のでどうしても自分の感情に気が付きに
くいです。

毎日毎日、身近にいる人からダメ出しを
されていることで自己肯定感も低く
なっています。

パートナーの言うことだけ聞いていれば
怒鳴られたりもしないので、自分で
考えることすらやめてしまいます。

そんな中で、昔の優しかった時の
言葉や態度、幸せだと感じた記憶を
思い出し、「自分が変われば」
と思い込んでしまうでしょう。

これは一種の洗脳と言ってもいいくらい
です。

過去の思い出があなたを救うことが
あるかもしれません。

でも、その記憶と気持ちだけではあなた
の望み未来は到底叶うことはないで
しょう。

未来を作り出すベースはあなた自身が安
全で安心して自分自身にくつろげる。
そんな時間と空間が絶対条件です。

ボロボロに傷ついた心と体で
幸せを願っても、あなた自身が本当に
幸せだと感じることができないので
上手くイメージもできないでしょう。

人間として当たり前の毎日は大げさに言
えば、おびえることなく、罵倒されるこ
となく自分のことを自分で選択できる毎
日です。

あなたが今、その当たり前の毎日を過ご
すことができずに、過去のパートナーと
の関係性にすがっていたり、我慢するこ
とが当たり前になっているのなら、条件
つきで好きだという関係を一度見つめな
おした方がいいのではないでしょうか?

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