家事や育児を「母の領域、妻の仕事」と本気で思いこんでいる夫たち

こんにちは

未来選択ヒーリングコーチ
鈴木マリコです。

よくSNSのトピックや育児雑誌などに

  • 限界寸前の妻!なぜこうなったか?
  • 見えない家事を可視化して夫に
    家事をわかってもらう
  • 「言ってくれれば手伝うのに」
    という夫の言い分

というようなコラムが載っているのを
よく目にします。

こういう記事は女性は共感して読むかも
しれませんが、一番見て欲しい男性、夫
と呼ばれる人たちは果たしてどれだけ
読んでいるのかと不満や疑問に思ったこと
ありませんか?

もくじ

理想の父親、理想の夫はレアポケモン並みの出現率?

30代~40代の主婦がターゲットになっている
「VERY」や「STORY」といった
おしゃれな表紙の雑誌がありますよね。

読んでみると
「おしゃれで子育ても仕事もおしゃれにも
手を抜かず女性として輝いて毎日生きている」
といった内容です。

雑誌のコンセプト自体も

「新しい40代」のためのファッション&
ライフスタイル誌

なのでとても華やかです。

鈴木
私なんかは
雑誌に掲載されている
お洋服やアクセサリーなど
結構高めに感じてしまいます。
Aさん
わかります。
すぐ買えないというか・・・。
Bさん
決して馬鹿みたいに
高くはないけれど
じゃあ買えるかと言えば
セール待ち?

そんな女性誌に颯爽と登場するのが
「イクメン」「家事ダン」のご主人様
お誕生日には花と、ウン十万円もする
アクセサリー、結婚記念日には子供を
預けて豪華なディナーに愛と日ごろの
感謝の言葉・・・。

夢のような話だと思いませんか?
もちろん、「夢のような」生活を実際
にしている方もいらっしゃると思いま
す。

ですが、多くの方は
「我が家にはない話だな」なんて
現実と比べてしまうことのほうが
多いのではないのでしょうか。

「いつかはこんな生活」と夢を見るには
毎日、家事、育児、お仕事、介護などに
追われて疲れ切ってしまっているかもし
れません。

理想の夫、理想の父親は雑誌やメディア
が作り出しているものがとても多いで
しょう。

そしてそれを鵜呑みにして
「うちの夫と全然違う」
「他の家の旦那はやってくれている」
なんて比べて落ち込んではいませんか?

まだまだ「イクメン」「家事ダン」など
世間一般では幻のポケモン並みの出現率
です。

あなたが実際その目で見ていないところ
を想像やイメージで作り上げないでくだ
さい。

それは真実ではありません。

休日に子供と遊んだり、お風呂に入れた
り、ご飯を食べさせたりするだけで
「イクメン」と呼ばれます。

それはあなたが毎日している育児の
1/10にも満たないのではありませんか?

「家事ダン」だってそうです。
ごみを出す、食事の用意を手伝う、
食べた食器をさげる、食器を洗うなど
一見するとすごく家事をしているように
感じますが、あなたが日頃している見え
る家事、そして見えない家事の量を考え
ると、本当にわずかだと思いませんか?

家事ダン、イクメンは女性が理想として
いる夫というよりはメディアが作り上げ
た「幻」などだと思ってしまうほうが
いいのかもしれません。

夫と妻の考える「思いやり」と「気遣い」の違い

夫婦で家事も育児も何もかも半分づつ
というわけにはいかないのが現実で
しょう。

共働きの場合、子供が熱を出した時に
呼び出されたり、休んだりすすのは
母親の方が圧倒的に多いでしょう。

そこで夫から「すまない」とか
「ありがとう」の一言があれば不満は
あるものの仕方ないと思える部分もあ
るかもしれません。

でも、多くの夫は妻が子供の面倒を見る
のが当たり前だと思っているご家庭が多
いのではないのでしょうか。

私も親子で熱を出した時、夫から

 

ちょうどいいから二人
で病院に行っておいで
よ。

 

鈴木
熱があるのに内科と
小児科を一人で回る
の?!
無理だから!

とキレたことがあります。

もちろん、夫は自分の発言のマズさに
気がついてばつが悪そうにしていました。

夫にしてみれば一緒に病院に行って
くればすぐ治るよ。くらいの気持ち
だったのでしょう。

夫は、発熱している双子を発熱中の妻が
一人で荷物を抱えて病院に連れて行くこ
との大変さをまったく想像できてなかっ
ただけです。

なぜ想像できないかと言えば、普段
子供が風邪をひいた時に子供のケアを
していないからです。

もちろん、おでこに手をやり「大丈夫?」
と声かけたり、アイスクリームやゼリーを
買ってきてくれたりします。

夫にとってはそれで精一杯看病している
つもりなんです。

夜中に汗をかいた子供のパジャマを着替
えさせている横で、手伝うこともなく
「汗がかけたら大丈夫だね」なんて言う
だけの夫は、替えたパジャマを洗濯機に
入れたり、飲み物を飲ませたりという
一連の流れは「家事」「育児」には
含まれていません。

それはしたくないからでは決してなく
そのことも家事や育児に含まれることを
全くイメージできないし知らないからで
す。

そして目の前で私があわただしく
していても、ただそこにいるだけです。
家事や育児は
「母親の仕事」「母の領域」と
思いこんでいるせいです。

そして勝手に口を出したり手を出した
りしたら、私から怒られると本気で
思っています。

この「母の領域」「母の仕事」と
思いこんでいるうちはきっと夫は
自分でやることは決してないでしょう。

そういう風に一日の家事や育児の中で
夫が思いこんでいる
「母の領域」
「母の仕事」
はいっぱいあると思います。

同じ様に
「妻の領域」
「妻の仕事」
と思いこんでいて夫が動かないことも
山ほどあるでしょう。

逆に夫のからしてみれば
「母」や
「妻」であるのに
「なぜやらないのか?」
「なぜ拒絶するのか?」
と腹をたてることやイライラすること
もあると思います。

食事中に子供に何かとってほしいと
言われてすぐに椅子を立って用意す
るのは母親であるあなた自身が多い
のではないでしょうか。

我が家も例外ではありませんでした。

父親ではある夫は当たり前のように
座ったままご飯を食べ続けていて
なんて気の利かない人だと、イライ
ラしていました。

思い切って
「お茶取ってほしいって子供が
言っている」と夫に伝えたところ
「ご飯食べてるし」と言われ
ケンカになったこともあります。

これは「母の仕事」を
させられたと思っている夫のおもい
込みが原因です。

それ以来、同じようなことがあった時は
しつこく「とってって言っている」と
言い続けて「親の仕事」だとわかって
貰ったので、いまでは夫も食事の手を
止めてとるようになりました。

夫の思う理想の「妻、母」は結局お母さん?

夫にしてみれば子供のころ母親が
家族や自分にしてくれて事すべては
「母の仕事」であり「妻の仕事」
だと思いこんでいます。

そして自分の妻に対しても当たり前の
ようにそれを求めていますし、出来て
当然と思いこんでいるでしょう。

休日の大型ショッピングセンターの
フードコートでよく見かける光景のひ
とつにこんなものがあります。

自分の食事もそこそこに子供にご飯を
食べさせているママと食べ終わって
スマホに夢中のパパ

これは、ママが大変だと思わず
「子供にご飯を食べさせるのは
ママの仕事」と思いこんでいるのが
原因ですよね。

これが仕事場だったら夫は
「気の利かない人」だと
思われてしまいますよね。

Dさん
うちの夫は
「言ってくれなきゃ
わからない」
っていうんです。
鈴木
そういう男性が
多いですよね。

目の前で人が忙しくしているのに、
「言わなきゃわからない」なんて
のんきな発言をする人って
人としてどうかと思いますよね。

鈴木
会社で同じ発言が
できるでしょうか?

もし会社で同じことを言っていたら
仕事ができない人確定です。

この発言からもわかるとおり
「家事」「育児」は自分の仕事ではな
いと本気で思っているのです。
だから手伝おうという意識もありませ
ん。

サロンを訪れるお客様の中には
嫁姑問題で悩んでいらっしゃる方も
大勢います。

 

鈴木
中には
「おふくろと同じにし
てくれ」
と当然のように言い放
つ旦那様との関係性で
相談に来られる方もいます。

夫にしてみれば妻が自分の母親と
同じ様に振舞うことを嫌がるのかが
本気で理解できないでしょう。

なぜ妻が自分の育ってきた環境と同じ
家庭を作れないのか、作ろうとしないの
か本気でわからな夫もいます。

それは夫にしてみれば「家庭」というも
のは自分の育ってきた家庭しか知らず
それが普通で当たり前だと思っています。

夫の中には自分の実家を理想とする
あまりに、妻の実家を否定する夫もいる
でしょう。
それほど夫にしてみれば自分の実家は
居心地がいいのだと思います。

この居心地がいいというのは人によって
は違いますが、愛情や物質的な豊かさの
ほかにも、自分が生きていくのにとても
便利だという意味合いも多く含まれます。

煩わしいことは何一つなく好きなことを
して、思い通り生きてきた自分の実家は
夫にとっては「理想」の家庭です。

家事ダン、イクメンは望んじゃいけないの?

Eさん
なんだかうちの旦那に
家事とか育児とか
望むのはあきらめました

 

Aさん
イヤイヤされるくらいなら
自分でやったほうが早い

 

Bさん
ほんのちょっとやっただけで
毎日やってるような
勢いで言われると
本当に頭にくる

家事や育児に理解のない夫にわかっても
らう方法として、自分がどれだけ仕事を
こなしえているかを紙に書き出し夫に
見てもらうということを紹介している
コラムがあります。
あなたも読んだことありませんか?

家事、育児の仕事の多さや大変さを夫に
理解してもらう方法の一つとして一見
とても有効に思えます。

でも、実際はそれで理解し、すぐ協力を
してくれる夫はそんなに多くはないのでは
ないでしょうか。

その紙を見せて大変さを伝えた時に感謝の
言葉を伝えてくれる夫はまだ、マシなほう
かもしれません。

多くの夫は、それ以上に自分がどれだけ
毎日大変な思いをしているか妻に対して
マウンティングをしてくるでしょう。

それどころか

別に頼んでないし

 

それが妻(母の)仕事じゃん

 

手を抜けばいいじゃん

なんて言ってのける夫も多いと思います。

その言葉を聞くためにリストを作成した
わけじゃないのにと、心が折れてしまう
妻もおおいのではないのでしょうか?

手を抜けと言われ、はいそうですかと
全て手を抜けないのか家事や育児です。
最低限必要なことをしなければ子供は
育ちませんし、生活は成り立たないで
しょう。

夫はその必要最低限がわからないので
す。

毎日温かい食事が出て、洗い立ての服を
着て清潔なベッドで眠る。
これを維持するのにあなたが毎日、どれ
だけ大変な思いをしているのか、想像す
ることもせずそれが当たり前だと思って
いることでしょう。

夫と揉めるのも嫌でATMと割り切って
結婚生活を続けていくものあなたの
未来の選択の一つです。

でも、せっかく好きな人と縁が合って
結婚生活を続けていて、これから先の
長い人生を我慢や溜息で過ごしたくない
と思うのなら、まずあなたがすることは
一つです。

あなた自身の「理想の結婚生活」そして
「夫婦関係」をもっと見つめ直すことで
す。

何もかも望みをあきらめるということで
はありません。

自分の思い通りの人生を過ごすために
あなたの人生をリセットをしましょう。

人生のリセットは早ければ早いほど
変化のスピードが速まります。
今年中に何とかしたい、来年こそは
いい年にしたい、そう願うのなら
今から始めましょう。

未来選択ヒーリングで
3か月後にはあなた未来の選択はとても
多くなるでしょう。

Follow me!